そば打ち道具の紹介

ここではそば打ち道具の紹介をします。
そば打ちを始めれ時に道具をすぐに買う方がいらっさいますが、ある程度打たれて継続が出来ると感じたとき、信頼できる先輩よりアドバイスいただき購入される事をお勧めします。安く小さい物がインターネットでも販売されていますが、小さすぎ、軽すぎですぐに利用価値がなくなる場合もあります。急がず、しばらくはお仲間に道具をかりるなどしてそば打ちに慣れる事を優先ください。
それでは紹介していきjましょう。


将来的に下記の物がそろえば一人で蕎麦を打てるようになるでしょう。

①こね鉢
サイズ、材質、形は色々です。木の物もあれば陶器の物もあります。主流は写真のような木に塗りが施されているもの。鉢の深さなども様々。こね鉢の目的はそば粉に水を混ぜる作業(水回し)で、その時に深すぎても混ぜにくい、浅すぎたり、小さすぎても粉がはみ出してしまいます。鉢の湾曲の角度も水回しの後のこねる作業で壁を使う時がありますので慣れて来たときに自分の水回し作業で使いやすい物を選べるといいですね。
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②のし棒とまき棒
こちらも材質、太さ、長さが色々です。
お蕎麦をのばす(のし)作業で使うのがのし棒、蕎麦を巻いて方向を変えたり丸のしから角を出す作業(角だし)の時に使うのが巻き棒です。2つの棒を分ける理由はお蕎麦をのして行くときに麺体の上をのし棒を転がす作業がありますが、お蕎麦を巻いた棒には蕎麦の水分がついて上手く転がらない場合があります。それにより作業がスムースに進まなくなることを避けるために2種類の棒を持っています。
材質と太さにより棒のしなり、重さが変わります。上達してくると自分のそば打ちにあった棒を選びたくなるものです。色んな棒をお借りしてお気に入りを探しましょう。
扱う蕎麦の量が増えると長いのし棒が必要になってきます。90cmくらいから120cmくらいまでが主流です。こちらも購入は焦らずですね。管理の状態で曲がりますので注意ください。
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③包丁
こちらも材質、幅、右利き用、左利き用があります。グリップが写真のようにまっすぐの物、カーブを描いているもの、グリップをひもで巻いているもの、木、皮など色々です。金額も1万円くらいから10万円、20万円の物とお金の掛かる部分ですし、簡単に買い替えできない部分かもしれません。購入前に色んな包丁を見て、可能なら試し切りを。信頼できる先輩のアドバイスを聞いて購入ください。

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④こま板
のした蕎麦をたたみ、包丁で切るときに使います。人によってはこま板を使わず切る方もいます。こま板も材質や幅、写真のようにちょっと高くなった「枕」と呼ばれる所の高さが色々です。この枕を定規のように包丁を這わせて切っていきます。包丁を倒す角度と枕の高さにより次に切る蕎麦の幅が決まります。自分の欲しい幅の蕎麦に合わせ包丁と枕の相性で選んでください。

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⑤生舟(きぶね)
切ったお蕎麦を並べる入れ物です。プラスチックの物もあります。幅、大きさで収納できる蕎麦の量が変わります。蓋つきの乾燥を防いだり、異物混入を防げるものをお勧めします。

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⑥まな板
畳んだお蕎麦を寝かせるベットのような物です。幅、厚さ、材質も様々です。管理の状態で曲がったりします。包丁の刃をたててしっかり密着しているか確認しましょう。

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⑦計り
1キロに対し目安として450ccの水が必要です。目盛りも結構いい加減です。可能なら450cc=450グラム。重さで水の量を計ってください。慣れてくれば計りなく、蕎麦を触っただけで水の量がわかるようです。
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⑧ふるい
こね鉢にそば粉を入れるときに異物混入を避けるためにふるいにかけます。
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⑨刷毛とちり取り
そば打ち台を綺麗に掃除するときなどに利用します。打ち粉と呼ばれるそば粉が台の上にありますのでそば打ち作業が終わりましたら台を綺麗にしましょう。刷毛は豚の毛やプラスチックの物があります。100円均一で購入しても良いと思います。

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⑩マス
マスがない場合はお皿でもOKです。
お蕎麦がくっつかないように打ち粉を使いますが、その打ち粉を入れておく容器です。
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以上がそば打ちをするときに主に必要となる道具です。