2021年度総会を開催しました

2022年4月17日(日)福井市の共同製麺成和道場にて総会を開催しました。

会議資料は添付ファイルを参照ください。

決算報告ではイベント参加にむけテントを購入2022年度からイベント出店も視野にいれて活動。また予算案では高校生そば打ちの支援として5万円の経常があり、段位認定会の参加費や粉代などに役立てる。
また、学校で部活のように活動するのは先生方への負担も大きく継続が難しいため、学校枠を超えたそば打ち指導や連合独自のそば打ちマイスター制を考えようという意見もあった。

社長がこだわりぬいた製粉所 カガセイフン

当団体会員のカガセイフンさんの製粉所リニューアルにオープンにつき見学に行ってきました。

福井県福井市高木中央1丁目3004に位置するカガセイフンさん。この場所に27年前に移転。これからの時代のニーズにこたえるべく大幅にリニューアルです。
玄蕎麦を劣化させずに熟成させるものとして凍る前の温度で湿度60%がよいというデータがあるそうで、こちらの貯蔵庫では3度前後、湿度60%をコントロール
中を拝見すると真空パックにした玄蕎麦が積み上げられ、この状態だと、色の劣化も防ぎながら熟成ができるとか。どのような味になるのか楽しみです。
その横には一般の貯蔵庫。8度以下に保たれ、1年で回転させる玄蕎麦が貯蔵されています。

さらに奥へ進むと圧巻!32台の石臼が!
お客様のニーズにこたえるべく挽き分けがされます。お客様の希望をヒアリングしながら配合しそば屋さんに納品しているようです。

石臼の部屋は壁も天井も断熱材をいれ、巨大エアコンで気温をキープ。エアコンから出た冷気は水色の紙布をつたって優しく部屋全体を冷やします。そば粉が痛むのを防ぐ気遣いがすごい。

2階へ上がるとここにもこだわりが!
脱皮機にかけるために、大きさの選別、ゴミの排除などいろいろですが、風で玄蕎麦を送るために乾燥してしまう。それを防ぐために移動の距離を短くした。
写真は磁石の力で金属を含む泥などのついたそばを除去する機会。

2回玄蕎麦を磨き、ぴっかぴかに仕上げる
その後、この4気筒エンジンのような機械にはいり、大きさごとに分別。
在来王国ふくい県には在来種の玄蕎麦がいっぱい。そのサイズに対応すべく、機械の中でプレートの幅を変えて玄蕎麦を流し込み皮をむく。
加賀社長も長年業者と研究をかさね福井県の玄蕎麦にカスタムチューニングができてうれしそう。我々もこれまで以上にクオリティーの高いそばを手打ちできるのはありがたいことです。
2階には試し打ちと試食ができる部屋があります。
厨房もあり、手打ちしたら試食も可能に。
機械打ちの試しも可能です。
こちらは水回しの機械

こちらはこねる機械

昔の水回しやこねの機械とは全然違う進化型。どんな仕上がりか試してみたいですね。


どこに出しても恥ずかしくない自慢できる商品づくり、こだわりと信念で実現させた日本一、いや世界一をめざす製粉所、カガセイフンの心意気を感じることができる空間でした。

全国の石臼引き手打ちそばを愛するみなさんにぜひ当団体からもご利用をお勧めいたします。
素晴らしい見学会、ありがとうございました。

年越しそばを打とう2021

今年もやってきました。「年越しそばを打とう2021」
やはり年越しは自分で打った年越しそばを家族と食べるのは格別です。

参加希望の方は下記確認事項をお読みいただき、フォームより申し込みください。
*開催日2021年12月30日@共同製麺2階成和道場(福井市成和2丁目))
*普段の手打そば教室とちがい試食はありません。
*フルサポート、指導はできませんが、必要な方には複数グループ一緒に簡易サポートいたします。
*持ち物はエプロン、三角巾、上履き、持ち帰り用入れ物、参加費です。
*コロナウィルス感染拡大防止のため、定員は午前10時から8組、午後1時から8組です。
*マスク着用、手洗い、必要最小限での参加協力をお願いします。
*同時に手打ちそばの販売も1人前110g400円で致します。必要な方はこのフォームで申し込み、当日お渡しします。
*12月9日現在、午前は満員になりました。午後1時から残り2鉢です。

2021年11月27日手打ちそば教室「ふくこむぎ」

今回の手打そば教室のテーマは「ふくこむぎ」

つなぎに福井県生まれの福井県産100%の
「ふくこむぎ」を利用してそば打ちしていただきます。

試食は1:9、2:8、3:7、4:6の
「ふくこむぎ:福井県産新そば」の配合で
インストラクターが打った手打ちそばを楽しんでください。
配合違いでの触感、食味のちがい、ふくこむぎの風味もお楽しみください。



開催場所:福井市成和2丁目308 共同製麺2階成和道場タイムスケジュール:
15:30 そば打ち
16:30 試食
17:30 終了予定
参加費:1500円(250g)
500g 2000円
700g 2200円
1000g 2500円



持参物:エプロン、三角巾、持ち帰り用入れ物、室内用靴
注意点:つめを短く、綺麗に、マスク着用試食のみ:1000円/人


参加ご希望の方はお問い合わせフォームからお願いします。

啓新そば部

高校生そば打ち部として福井県で早々にそば打ちを始めたのが啓新高校です。
当会長が大変興味を持たれ、当団体理事長と現麺類組合長、福井県農林水産部の担当と話に行きました。
あれから数年たち、高校生そば打ち甲子園にも出場。今ではそば打ち部に入部する為に入学する生徒もいるとかいないとか…

そんなそば部がJR福井駅西口ハピリン2階のKirariリニューアルに付きそばをふるまうというのでわがそば連合も助っ人に行ってまいりました。

飲食スペースづくりをする生徒

生徒たちは受付誘導班、そば打ち班、茹で班、飲食スペース班にわかれ現場作り

どのようにお客様を迎えるか生徒と先生がミーティング

父兄はもちろん、一般のお客様をどの様に誘導するかも生徒の勉強になります。入念な打ち合わせが続きます。

多くの来場者がそば打ちを見学

kirariを運営する大津屋さんの計りで地元新聞にもPR。多くのお客様が朝早くから来場されました。

大津屋さんよりプロの調理場を借りて調理ができる。幸せな事です。

普段、プロが使う厨房を快く高校生に提供いただき、研修させて頂きました。

綺麗な28そばをお客様に提供

多くのお客様より「美味しかった」「こしがあって美味しい」とお褒めの言葉を頂きました。

ご父兄と外国籍のお友達も参加

ご父兄のお友達が外国籍のお友達をお連れくださりました。お蕎麦大好きなようです。

100食を午前中に完売する実力

最後はちゃんと振り返り会。今回よりも次回、お客様によいクオリティーの現場を提供できるよ厳しいチェックが入ります。また第1期生も様子を見に来るくらい先輩後輩の仲が良いのも素晴らしさの一つです。このままよい伝統を続けていただきたいものです。